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アザーンが聞こえる

  • Amelio Works
  • 9 時間前
  • 読了時間: 3分

先日忘年会で「今年1年を漢字1文字で表す」という催しがありました。

私は2025年を「規」、2026年を「芯」という1字で表したのですが、

ブログを読んでくださっている方から「輪じゃないの?」と声をいただきました。

先日のブログでは「輪」と言っていたんですよね!読んでくださってありがとうございます!

そして移り気ですみません!!


登録支援機関 株式会社SHEEPS

外国人材紹介 アメリオワークス

代表の亀井芽里です。

アザーンが聞こえる


ムスリムの女の子とお話ししていて、「日本でアザーンが聞こえた」と言われました。

アザーンとはイスラム教の礼拝への呼びかけで、キリスト教の鐘みたいなものです。

日本のモスクでは建物の外に向けてアザーンを流さないので、実際はたぶん町内放送です。

彼女もそのことは分かっていても、本気で耳を澄ませたそうです。


その言葉を聞いて、胸がじんとしました。

町内放送に故郷の気配を探してしまうほど、彼女の中に「自分の平穏」が息づいているのを感じたからです。

「決まり」がつくる調和と秩序

彼女は続けて話してくれました。

「イスラム教にはAからZまで決まりがあります。

 厳しいと思われることもあるけれど、それはよりよい人間になるためのもの。

 みんなが守れば世界はもっと平和になるはずです。

 そして、きっとすべての宗教のゴールは一つ。平和を目指しているはずですよね。」


その言葉を聞いたとき、私は決まりに対して、

調和や秩序を整えるためのガイドラインという印象を受けました。

そして同時に、心の中の平穏は外側ではなく、

自分の内側にあるものだと感じました。

異文化理解は「相手の平和のありか」を理解すること

日本では外国人支援というと、生活の外側を整えてあげることに目が向きがちです。

もちろんそれは素晴らしい取り組みです。

けれど私は、もう少しシンプルでもいいのではないかと思っています。

その人の心の平和がどこにあるのかを理解すること。

それだけで、異文化理解の半分は達成されていると感じるからです。

なぜなら、平穏は誰かに与えられるものではなく、誰の心にもすでに宿っているものだからです。

平和は内側から広がるもの

これは突飛な例えですが、

もし私が宇宙で暮らすことになって、お参りする対象が見つからなかったとしても

きっと私は心の中でそっとご先祖さまに手を合わせたり、

自分なりの小さなお正月をつくったりすると思います。

人はみんな、自分だけの静かな平和をどこかに持って生きています。

それは、宗教が違っても、国が違っても、同じです。

彼女と話していてあらためて

異文化理解も、共生も、「内側の平和」を尊重するところから始まるのだと感じました。

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