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Life in Japan 賃貸住宅契約 費用編
こんにちは!高度人材紹介アメリオワークスの松本です。
今回は、日本で賃貸住宅を契約するときに必要なお金についてのお話です。
国や地域によって不動産の契約のルールは違いますが、日本では「敷金・礼金」などが必要になることがあります。
まず、「敷金」とは、部屋を汚したり傷つけてしまった時など、もしもの時に備えて大家さんに預けておくお金のことです。英語では「deposit」等と呼ばれます。このお金は退去するときに返ってきますが、修理しなければならない場合には、その費用が充当されます。賃貸物件は大家さんが所有者なので、壁や床の汚れや傷に気を付けて部屋をきれいに使うように心がけましょう。
次に「礼金」ですが、賃貸物件を借りる際に、部屋の持ち主である大家さんにお礼の意味を込めて支払うお金です。英語では「key money」等と呼ばれます。こちらは敷金とは違い、退去するときに返ってくることはありません。
「敷金・礼金」は有名ですが、日本で物件を借りるときには他にもいくつか必要なお金があります。
例えば、「仲介手数料」は借りたい人と大家さんの間に入ってお互いの条件を調整したり、契約に必要な事務手続きを行う不動産会社に支払う報酬のことです。このお金は賃貸契約が成立した時に支払うお金で、もし物件を探してほしいと依頼しても、契約が成立しなかった場合には仲介手数料を支払う必要はありません。
他にも、新しい住人が気持ちよく住むために部屋を綺麗にする「クリーニング費用」、新しくする「鍵の交換費用」、保証人がいない場合の「保証料」等があります。家賃だけを見て申し込むと、思わぬ出費につながるケースもあるので、契約の際には注意しましょう。また、中には契約月の家賃が無料になるフリーレントや、家具家電付きの物件もあります。
日本で賃貸物件を借りる際にかかる費用について簡単にまとめてみました。皆さんの出身国と比べてどのような違いがあったでしょうか。自国と一緒だと思わず、契約の際にはよく注意して契約書に目を通してみてください。
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